2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« マイロード 1 | トップページ | ブログ 2011/09/11 »

2011年9月10日 (土)

目的変更

ギャグバージョンでルル視線です。

ルルってまともな様でまともじゃない、と思う柊でした。

(柊)

――――――――――――――――――――――――――

ゆっくりと過ごす放課後は久しぶりだ。
あぁ、俺は目的を見失ってなどいない。
だが、たまにはこんな時間も必要だ。

無いと言い切る自信はあるが、万が一にも疲労により作業効率が悪くなってしまったら戦略に影響が出るかも知れないからな。
今日は身体が温まるように少量のバーボンを加えた紅茶でも咲世子さんに淹れてもらって、ゆっくり寝るのも悪くない。

「ルルーシュ~、どこ見てるわけ?」

そうだ。
そうと決まれば早く帰らないとな!

「いい加減、腹くくっちまえってぇ~」

決して俺の友人は、こんな気色の悪い化粧をしてスカートを穿いた男ではなかった筈だ。
そんな変態が俺の周りにいると思ったら部屋に籠りたくなってきた。

「そうだよルルーシュ、会長命令なんだから」

スザク!!
親友だと思っていたのに、お前まで俺を裏切るというのか!

って、ただでさえ短いスカートを捲るな!
下着が微妙に見えているじゃないかっ!!

「止めろ、はしたない!!」

「はしたない…って、僕男だよ?」

あぁ、見れば分かる!
俺には無い均整のとれた筋肉美が、短いスカートのせいでバッチリ見えている!

「君の女装姿は僕も見てみたいな。きっと…綺麗だよ」

目を細めて微笑みながらそんな台詞を吐くな、この天然タラシが!
何でセーラー服を着て如何にも女子だと言わんばかりの格好なのに、笑顔が男前なんだ。
男の俺までタラシ込む気か卑怯者!

「やっぱり鶴の一声は効くんだなぁ」

ほぉぁああぁ!?
何故俺はドレスを持っている?
違う、タラシ込まれてなど…。

「楽しみだな」

俺が記憶しているのは、本当に楽しみにしているスザクの笑顔。
…何故バッチリドレスを着て、ウィッグもつけて薄めの化粧も済んでいるんだ。

こんな芸当はリヴァルでも、ましてスザクになど出来るわけがないし、普通に考えたら俺自身でやったということになる。

だが記憶がない!!

「そこらの女子より美人じゃん!!」

「うるさい黙れ座ってろ!」

背を丸めて離れていく変態メイドなリヴァルの様子から、言い過ぎた感も否めないが如何せん腑に落ちない。
そもそも何で男女が逆転しなければいけないんだ。

「そんな不貞腐れた顔して…」

軽く眉尻を下げて困ったような可愛い顔をするな!
だいたいお前だって悪いんだ、スザク。
お前が楽しそうにしているから俺だって強く反対出来なくて…。
だから、そんな表情のまま俺を見詰めるな。
自分が駄々を捏ねた子供みたいで、何だか申し訳なくなってくるじゃないか。

「あのぉ…お2人さん?」

俺だって本心から、お前を楽しませてやりたいとは思っているんだ。

「やっぱり…思った通り綺麗だよ、ルルーシュ」

ふ、ふん!
当たり前だろう。
リヴァルが口元をひきつらせながら退出していったが、何だあいつは。
慣れないスカートで腹でも下したか?

ボディラインはさすがに俺も男だから、なるべく出ないようなドレスを選んだし裾も長いから俺は冷えたりしないぞ。
元々が母上に似た顔の造りだから女装だって似合って当然だ。


「…お前こそ、妙に手慣れてるじゃないか」

決して照れ臭くなって話を変えた訳ではないからな。

「ん?…あぁ」

くっ。
何で笑顔になる。
反則的可愛さだ!
そもそも何で笑顔になった!
俺の26通りの予想から察するに…

「軍で着る機会があったんだ」


…は?


「…あれ。ルルーシュ?」

…何故お前はつくづく想定外なんだ。
いや、そもそも軍で着るとはどういう事だ!
腐っている…。
腐っているぞ、ブリタニア!!


俺より先にスザクの女装を見たブリタニア何て…


ぶっ壊す!!!!


END

« マイロード 1 | トップページ | ブログ 2011/09/11 »

短編:1期」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。